基礎からガッツリ! 数的推理

目指せ公務員試験合格! 数的推理の解き方を徹底解説します!

公倍数・公約数に関する練習問題の解答解説(1)

公倍数・公約数の練習問題は、もう解きましたか?
以下、解答解説を確認してみましょう。

(1)12と18の最小公倍数と最大公約数を答えよ。
  連除法は、しっかり使えるようにしておきましょう。
  2)12 18            
  3) 6  9      
     2  3

  最大公約数⇒2×3=6
  最小公倍数⇒2×3×2×3=36      

(2)24と54の最小公倍数と最大公約数を答えよ。
  2)24 54      
  3)12 27      
     4  9

  最大公約数⇒2×3=6
  最小公倍数⇒2×3×4×9=216

(3)24と36と84の最小公倍数と最大公約数を答えよ。
  2)24 36 84
  2)12 18 42
  3) 6  9 21
     2  3  7

  最大公約数⇒2×2×3=12
  最小公倍数⇒2×2×3×2×3×7=504

(4)45と54と72の最小公倍数と最大公約数を答えよ。
  3)45 54 72
  3)15 18 24   
     5  6  8

  最大公約数⇒3×3=9

  3つの数を共通して割りきれている数はもうないので、
  この時点で左に出てきた数をすべてかけて、最大公約数を求めます。

  最小公倍数に関しては、6と8が2で割りきれるので、
  もう少し計算を続ける必要があります。
  3)45 54 72     
  3)15 18 24   
  )   6  8
       3  4
 
 2で割りきれない5はそのまま下におろします。
  2つの数を共通して割りきれる数も、もうありませんね。
  それでは、左上の数からL字になぞってすべての数をかけましょう。
  これで正しい最小公倍数の値を求めることができます。

  最小公倍数⇒3×3×2×5×3×4=1080

(5)36と54の公倍数を小さい方から4つ答えよ。
  公倍数はすべて、最小公倍数の倍数です。
  ですから、最小公倍数を求めてから、
  その値を2倍、3倍、4倍していきます。
  36と54の最小公倍数は108になります。(連除法で解いてくださいね!)
  よって、108×2=216,108×3=324,108×4=432

  答え:108,216,324,432

(6)36と54の公約数をすべて答えよ。
  最大公約数の約数すべてが、公約数になるのでしたよね。
  36と54の最大公約数は18です。
  18の約数は、1,2,3,6,9,18ですから、
  これらすべてが36と54の公約数です。

  答え:1,2,3,6,9,18


(7)以降の解説は、少しお待ちください。